英語習得
英語の情報量は何倍も多い
日本語の訳書は価格が高い
この傾向はコンピュータの分野では特に顕著だと思う。
英語の本が読める能力があればかなりいいと思う。
英会話が必要になることは当面ない。
ということで、まず読めるようになることに焦点を合わせる。
読む分野をどうやって選ぶか
いくつかの分野の英語本を読んでみて思ったことは、細かいテクニックなど完全無視で、やる気や動機で駆動させる、つまりこれが絶対読みたいんだという本(に限らない)を読むのが良いということだ。
これの逆は英字新聞を読め的なことだ。カッコよくて惹かれるけど、実際ムリ1)。それで読めるようになる人も当然いるんだろうが、たぶんもともと日本でも新聞を読んで、世界の事情について新聞以上の知識がある特殊な場合だ。新聞は、毎日出る小説の続きみたいなもので、文脈があって日本語でも途中から見ると意味がわからない。そして何より・・面白くない。日本の新聞を読み慣れている人で、日本の記事を英語で見るのは面白かったりするのかもしれない。
英語小説を読むのはどうだろうか?罠に思える。
想像以上にハードルが高い。
当たりはずれ、好みの差が激しい
途中で意味不明になるとリカバリー不可
伏線を逃す
文化の違いでよくわからないところがある
名前の把握がむずかしい
などがある。
小説を読むのが好きだと言うことがあるが、多くの場合は小説ジャンルの一部のことだ。サスペンス、古典、SF、私小説、戦争…。
好きなジャンルかつよく知った年代、国を狙って読めればいいと思うが厳しい。
ポイントは…創作やジャーナリズムではなく、テーマや学問分野についての現実を伴った情報だと思う。
私の場合はコンピューター関連の本だったり、有名なプログラマーのエッセイだ。
いくつか読んだことのある分野がいいだろうと思う。分野の全体像を把握しておいて、さあ深堀りしようとなると英語を読まざるをえない。
そういう動機、やらざるを得ない状況を作りだすことからすすめることが、確実な道だと思う。
方法
題材はたくさんある。
読むしかない状況でたくさん読んでると、いつのまにか読めるようになることだろう。とにかく興味で量をこなすスタイル。
各文章の意味はわかるんだが、そのつながりがわからないことが多い。
急にジョークみたいなので全く関係ない状況になったりすると全然わからなくなる。
例) 病院の待ち時間に本を読むのにいいだろう。持っていなければ、折り目のついた1975年のパブアニューギニアについての記事を読むことになる
…みたいな。前の文章をメモリーできていないから、前後のつながりがわからず読んで??となる。
ホントに読めてるか確認することが必要。成果の計測。
読んだあと、章ごとにまとめてみる(日本語)。
便利なツール
問題
集中してないと、すぐわからなくなる。
意味わからんまま、字面だけを追う感じになる。
途中で気づいて、また読みなおすことになる。なんか虚しい。
ある程度読んだと思っても、あまり内容が浮かんでこない。ピンとこない。
たぶん日本語の本を読むことができるのは、意味がピンとくるからだ。
意味がわかるから、面白くて長い文章も読み続けるわけだ。
それがない。
どうにかなると思っていたが、どうもまだのようだ。
どうすればいいんだろうか。
単語や一つの文章はわかるんだが、文章全体としてよくわからない。
たくさん読むべきと思ってたが、もっとゆっくり読んだほうがいいんだろうか?
英語を読むのと、内容を理解するのとでは別の技能に思える。
小学校低学年のときを考えてみよう。
やっぱりひたすらやるしかないような気もする。
状況
わからない単語はないのに、全体としてピンとこないときが多い。
翻訳にかけるとピンときて、もう一回見直すと構造がはっきりする。とにかく量だと思ってきたが、質に転換させるときがきたのかもしれない。
動詞
うまく読めない理由は動詞の処理な気がしてきた。
準動詞が出てきたとき、元の述語動詞に気をとられすぎて、準動詞に注意をむけられない。すでに新しい文が始まって、主語や目的語が変わっているにも関わらず。その場で頭から処理することに慣れてないということなんだと思う。
article/learn_english.txt · 最終更新: 2020/07/25 16:33 (外部編集)