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article:wiki_project [2020/08/12 17:03]
kijima [Wikiプロジェクトのチュートリアル]
article:wiki_project [2020/08/12 18:15]
kijima [Wikiプロジェクトのチュートリアル]
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 [[article:wiki_project_purpose|目的]] [[article:wiki_project_purpose|目的]]
-===== 目的 ===== 
  
-Wikiは、チームで知識を構築するために設計されたシステムのことである。いちばん有名なのはもちろんWikipediaで、世界中の有志が協力して辞書を編んでいる。 +[[article:wiki_project_level|発展段階]]
-人類史上最大のコラボだ。+
  
-世界中の会ったこともない人が一つの文章を作るためには、それなりの作法や、守らせるための仕組みがある。Wikiは、単にソフトウェア、システムというより、人々をゆるく縛り方向づけるルールも含む。世界中のコラボにおいては、目に見えるコミュニケーションだけが命綱だ。たとえばリアル世界の仕事の暗黙の了解などは存在しない。 +[[article:wiki_project_todo|各段階でやる]]
-そうって厳しい環境の中で洗練されたシステムとしてのWiki、それよりソフトな、人々に対すルールは、コミュニケーションの課題に対するひつの解決方法として使える。+
  
-らゆ仕事にコミュニケションは不可欠で有効な解決策になるにも関わらず、世間一般に広まっているとは言いがたい。世の中にはいまだに伝言ゲームをしているところがある。あるいは何年も前に作成した分厚いマニュアルがあるだけで誰も読みはしない。+[[article:wiki_project_template|よくあるジ]]
  
-Wikiの利用は単にマニュアルを読んで使いこなせるというより、実践を通して学ぶ比重が大きい。ほかのスボーツなどと同じだ。たとえばサッカールールを覚えることは単なるスタートラインだ。勝つためにはどうチームで協力するかを、実践を通して学ばないといけない。難しいのはWikiは概念上のものであり、プレイヤー?が少ないということだ。+[[article:wiki_project_standard|評価基準]]
  
-サッカをしたことがないに、無作為に選んだ20人にサッカの上達方法を教えることはできない。少なくとも自分がやったことがないと。+[[article:wiki_project_instructor|インストラクターのル]]
  
-Wiki経験を提供する、よいチュートリアルが必要だと思う。 +[[article:wiki_project_flow|作成フー]]
-それを模索することが、このプジェクトの目的だ。+
  
-===== 発展段階 =====+===== 現在進行中のサイト =====
  
-Wikiの本質的な部分は、**共同作業**である。いかにして体系立った知識を共同で構築できるかだ。最終的にはそうしたレベルに達することを目標にしている。その人はほかの人に教え、輪が広がっていくだろう。+  https://fin.a9ne.com 
 +  https://work.a9ne.com
  
-そのレベルに達するためにはどのようなことが必要だろうか? 
-  * Wiki記法をマスター 
-  * 設定や管理能力((とくにユーザやページ権限関連)) 
-  * 文章構成 
-  * 建設的なディスカッション能力 
  
-下にいくにつれて個人からメンバーとのコミュニケーションへ比重が映っていくのがわかると思う。 +===== 参考文献 =====
-実際に体験して学ぶしかない部分だ。 +
-Wikiは、構築したてが一番むずかしい。自身たちのルールを作り、プロジェクト全体を方向づける必要があるからだ。ディスカッションの多くは最初にある。基盤ができてしまえばあとは穴を埋めていくだけだ。うまくいくかどうかは最初にどう動くかで決まる。+
  
-最後の発展段階に達するためには、じっさいにチュートリアルとしてWikiプロジェクトをチームで作ってみる必要がある。 +  [[article:wiki_for_online_collabo|Using Wikis for Online Collaboration]]
- +
-===== 各段階でやること ===== +
- +
-  Wiki記法をマスター +
-まずWikiをセットアップして、自分で使えるようにする。仕事や趣味のメモといったことを書く。とくに難しくはない。一言、見出しの作り方やサイドバーなど、最低限のことを教えられればよい。進行に応じて記法や分割方法のおすすめ、などをアドバイスする。アドバイス用のコメント機能などを追加してインストラクトできるようにしておく。 +
- +
-  * 設定や管理能力 +
-ある程度進行してくると、自分でwikiをカスタマイズするようになる。親しみをもち、まあ簡単だということがわかる。設定項目を聞けば自分で設定できる。その設定自体もメモを残すことを勧める。 +
- +
-  * 文章構成 +
-適切な分割などを考える。多数でコメントしあうなどしても良いかもしれない。それぞれは書く立場にあるので、コメントも、書いた人の都合を考慮したものになるハズ。 +
- +
-  * 建設的なディスカッション能力 +
-コメント、メーリングリスト、チャット等を使ってディスカッションして方向性を決めたりするためにはどう建設的に貢献するか、ということを知る必要がある。何人かで実際に練習プロジェクトを作って試してみる段階。これがうまくいけば、各自が実戦で使用でき、使える人間が一人でも人に教えられるようになる。+
article/wiki_project.txt · 最終更新: 2020/08/12 18:15 by kijima