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Mac

使い慣れたLinuxから、仕事で支給されたMacを使わなければいけなくなった。 これほどうれしくないMac支給はあまりないと思う。 実際使ってみて、うん、これはダメだと思った。

良い悪いとかそういうことではなく、単なる慣れの問題だ。 筋肉が覚えたショートカットキーが反応しないのは、体の一部が動いていないのと同じでひどく混乱する。

LinuxのショートカットキーはWindowsと共通しているものが多く、またキーボードも普通は共通なので、この2つを行き来するのはたぶん対して苦労はしない。とりあえず、使える。外見や使い方はまったく違うのだが。

2つの大きな違いがある。

  1. 物理キーボードの違い
  2. ショートカットの組み合わせの違い

オレが使うのはブラウザ、Emacsだ。要するに書くことだ。 書くとそれだけ?と思うが、実際そのなかに面倒なのがいろいろ詰まっている。

  1. 親指シフト。標準の親指シフトで使うキーがないので設定する必要がある。 → Locaille
  2. 変換の動作の違い。たとえばCtrl+iでカタカナだったり、Ctrl+hで一つ戻るとか、そういうところ。 → Google IMEを導入してショートカットをMS-Windowsへ。
  3. OptionとCommandの違い。EmacsでoptionがAltキー扱いになっていた。非常に押しにくい。
  4. マウスでのスクロールの向き。逆でやりにくい。 → 環境設定から変更可能。
  5. 外部キーボードのリマップ。Windowsのキーにないキーボードは認識しない。 → karabinerで変更可能。全角/半角も。
  6. ブラウザのショートカットキーが全然違う → 環境設定からアプリごとのキーボードショートカットを変更できる。

オレ環境に変えた。また、愛用のかっこいいターミナルGuakeがないらしいので、

  1. iTerm2をインストール、設定して代用した。F12で起動しないと落ち着かない。まったく問題なく、代替で使えている。

いろいろ設定してようやく、よいところがわかってきた。ある程度わかっていたことだが、文字がキレイだ。実際みてみるとやっぱり違う。ほかは、…うーんどうだろう。インストールはしにくいな。なんでドラッグ&ドロップしないといけないの?とかいちいち環境設定いって鍵のマークを押してパスワードを入力しないといけないところとか。

blog/2020/1006_mac.1601995950.txt.gz · 最終更新: 2020/10/06 23:52 by kijima