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Mac
最初の頃
使い慣れたLinuxから、仕事で支給されたMacを使わなければいけなくなった。
これほどうれしくないMac支給はあまりないと思う。
実際使ってみて、うん、これはダメだと思った。
良い悪いとかそういうことではなく、単なる慣れの問題だ。
筋肉が覚えたショートカットキーが反応しないのは、体の一部が動いていないのと同じでひどく混乱する。
LinuxのショートカットキーはWindowsと共通しているものが多く、またキーボードも普通は共通なので、この2つを行き来するのはたぶん対して苦労はしない。とりあえず、使える。外見や使い方はまったく違うのだが。
2つの大きな違いがある。
物理キーボードの違い
ショートカットの組み合わせの違い
オレが使うのはブラウザ、Emacsだ。要するに書くことだ。
書くとそれだけ?と思うが、実際そのなかに面倒なのがいろいろ詰まっている。
親指シフト。標準の親指シフトで使うキーがないので設定する必要がある。 → Locaille
変換の動作の違い。たとえばCtrl+iでカタカナだったり、Ctrl+hで一つ戻るとか、そういうところ。 → Google IMEを導入してショートカットをMS-Windowsへ。
OptionとCommandの違い。EmacsでoptionがAltキー扱いになっていた。非常に押しにくい。
マウスでのスクロールの向き。逆でやりにくい。 → 環境設定から変更可能。
外部キーボードのリマップ。Windowsのキーにないキーボードは認識しない。 → karabinerで変更可能。全角/半角も。
ブラウザのショートカットキーが全然違う → 環境設定からアプリごとのキーボードショートカットを変更できる。
オレ環境に変えた。また、愛用のかっこいいターミナルGuakeがないらしいので、
iTerm2をインストール、設定して代用した。F12で起動しないと落ち着かない。まったく問題なく、代替で使えている。
いろいろ設定してようやく、よいところがわかってきた。ある程度わかっていたことだが、文字がキレイだ。実際みてみるとやっぱり違う。ほかは、…うーんどうだろう。インストールはしにくいな。なんでドラッグ&ドロップしないといけないの?とかいちいち環境設定いって鍵のマークを押してパスワードを入力しないといけないところとか。
対応
いろいろ変えたり、外部キーボードを使うことでなんとか修正して普通に使えるようになる。まだいろいろ細かいところはあるんだが・・・まあいい。
いいところ
フォントが綺麗なのがすごく良い。ハードとソフトが、特に設定せずに最高の状態になっている。読書というか、文章が読んだり書いたりしやすい。
このサイズ感もいいんだろうと思う。
ある程度大きいと、行が長いと、読む気をなくす。考えてみれば、そんなに大きい本はない。
読むには、画面は小さいほうがいいんだと思う。
なんだかんだいって紙は、お金と時間があればベストな媒体だ。なんとかディスプレイで乗り越えるために工夫をこらさなければならない?デキる人は別にディスプレイとかどうでもよくて、古いのをそのまま使っている感じがする。
画面でなくて、やる気の問題だ。転嫁してはいけない。
なにかを買えば、もっとよくなると思っている。そんなことはない…。
メモ
blog/2020/1006_mac.1603641238.txt.gz · 最終更新: 2020/10/26 00:53 by kijima