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<>同年代がズレてくる現象

人は常に老けていく。 だから、相手と同じくらいの年だという見立ても少しずつ変化していくはずである。 考えてみれば小学1年生と小学6年生は全く別だ。幼いときは、「同じ年齢くらい認識」も毎年変化していっていたはずである。

最近人と会わないので全然わからない。年上だと思っていたら同年や年下だということが多い。 で、久しぶりに友人や家族に会うと老けたと言われる。きょうだいで外見の年齢が逆転した。 年下なんスか?年上かと思ってました、と誰かに言うたびに相手がビミョーな顔をするのは、自分の外見認識がアップデートされていないからだ。

こうやってイタいオジサンやオバサンが生まれていくんだろう。

交流が少なすぎる

人との交流があまりないので、自分の周囲の時間が止まっている。 相手との交流から自分の相対的年齢?を見出すわけだが、それがストップしている。 軽く浦島太郎現象。

別に年齢で態度を変わるわけではなく、最初は誰でも敬語から始める。 大人の個人だと、そういう距離感が必要だと思う。

それでも、やっぱり相手の年齢を想定することは会話のなかで重要に思える。 話のチョイスとか、あるいはおごる/おごられるとかもあるかもしれない。 年が若いほどその影響が大きくて、まだ10代後半とか、20代前半だとあるような気がする。 42歳と38歳はそれほど年齢の上下を意識してないと思う(たぶん)。

精神年齢 > 肉体年齢

とはいえ。 そもそもわからないような気もする。驚くほど落ち着いた10代もいれば、心は子供のままの30代だっている。 大人は外観は大して変わらない。そしてそれ以上に精神年齢のばらつきが非常に大きいような気がする。

小学生や中学生が上下をなんとなく判別できるのは肉体の違いはわかりやすいのもあるが、精神年齢でだいたい判断がつくからだ。

年齢が上がるにつれて相手の精神年齢重視にシフトしていくのだが、まだ馴れてない。

article/age.1591077045.txt.gz · 最終更新: 2020/06/02 14:50 by kijima